安全・安心インプラントとは

投稿日:2020年12月14日

カテゴリ:院長ブログ

今年は歯科専門誌の

執筆依頼が4件もあり

最後の入稿が先週終わりました。

これから校正に入ります。

にしても

専門誌の執筆って大変なんです😅

歯科専門誌なので歯科の先生向けに発信する本なのですが、

過去のエビデンス(論文等の裏付け)を調べて

きちんとした治療方法や材料なのかを確認して

自分の考えをまとめていきます。

今回は『日本で初めて薬事認可を取得した骨の移植材料について』でした

 

今回は7000字ですが、

仕上がるまでに書斎に籠もって3週間ほどかかりました。

 

本になると

ああ書いてよかったな、と思うのですが

診療の合間や診療後にまた頭を使うのでこの期間は

ピリピリしてるかもしれません。

 

んーーーーー〜〜〜〜〜・・・・してないか☺️

患者さんやスタッフと話したり診療してる方が楽しいから😅

 

どうも

斉藤歯科医院院長の北沢です

 

 

 

最近

よく思うのですが

 

インプラント学会は

患者さんのために、より『安全・安心』を掲げてますが

これを遵守できていない医院が非常に多い感じがします(感覚的に)

 

というのは

斉藤歯科医院にいらっしゃる患者さんで

すでにインプラントが入っている方の多くは

ルールからずれているものが多くみられます

 

インプラントは材質や形状

またメーカーが求める理想的な埋入プロセスがあります

 

そこから大幅にずれているケース

 

なんでこんなに多いのでしょうか?

 

答えは簡単です

 

『歯科医師の勉強不足』😓

です。

 

僕らは

患者さんを治すためにメスの使用を法律で認められている職業です。

人を切ることが認められている職業です。

 

だからこそ

そこに大事な倫理観が必要なのですが

そうでない歯科医師が最近多くなった気がします

 

こないだ患者さんに言われました

Q患者さん:「先生ってインプラントの先生ですよね?なんでインプラントを勧めないんですか?」

A僕:「え?

だってインプラントは人工のものよ

人工なものより自分の歯の方がいいに決まってるじゃない

もしいろいろ手を尽くしてダメだったらインプラントで行きませんか?」と

 

インプラントも入れ歯も言ってみれば

『義足』や『義手』と同じだと思います

 

『義足』や『義手』それがどれほど金額がかかるかは分かりませんが

僕が言いたいのは

人工の歯が入る前に

ぜひご自身の歯を大事にしていただきたいということです

 

インプラント学会の専門医を取得したいのは

最後の砦であるインプラントを十分に勉強しておきたかったからです。

 

ちなみに

今大学院は

『歯周治療学講座』

歯周病を治す講座に在籍しております。

 

 

 

幸せな人生を過ごすために

大事な自分の身体を守るために

『歯科医師選び、歯科医院選び』は非常に大事なのです。