一日一生

投稿日:2021年2月19日

カテゴリ:院長ブログ

毎年トライアスロンに参加している僕も

昨年はコロナの影響で

大会はゼロ。

 

でも今年はきっとあると信じ

トレーニングをしています。

 

昨日の木曜日は久しぶりに丸一日休み(°▽°)

朝一でプールへ向かおうとオープンする9時前にはジムの駐車場で待機。

 

しかし

同業の先生から治療についての相談の電話が鳴り

30分ほどしてからプールに向かうと、時既に遅し。

5レーンあるコースは全部埋まっている。

 

『まあ、時間はあるし気長に待つか』

と待っていると

突然、泳いでいた85歳くらいの婦人から

「私と半分ずつ泳ぎませんか?」、とのお誘い。

 

「え?いいんですか?ありがとうございます」

と言い、頭を下げて一緒に泳がせていただきました。

 

1000mほど泳いでいたら

隣のレーンで泳いでいた75歳ほどの婦人から

「私、ヨガに行くからここ使って」と。

 

ほんとは

 

待っているときに

「早くあの人たち終わらないかな〜」って思っていました。

 

なのに

 

「半分ずつ使いましょう」とか

「ここ使ってください」

とか、皆さんに優しく声をかけていただいて、

泳ぎながら

こんなコロナ禍にあって

なんて皆さん優しいのだろう、と

 

さらに「早くあの人たち終わらないかな〜」って

考えていた自分は何て小さい人間なんだろうと反省しました。

 

泳ぎながら色んな感情が湧いてきました。

 

帰り際にジャグジーで休まれていた85歳くらいの婦人に

「先程はありがとうございました」と伝えると

笑顔で頷いていただきました。

 

こんな世の中です

たまたま良くないことが続いて

イライラを人にぶつけてしまうこともあると思います。

 

仕事がうまくいかなくて

大事な家族に暴言を吐いてしまうことも

人にはあると思います。

 

でも

どんなことがあっても

僕は関わっている全ての人に

幸せになってほしいと本気で思っています。

 

タイトルにある『一日一生』

は大好きな本のタイトルです。

『一日を一生のように大事に生きよ、明日はまた新しい人生』

その通りだと思います。

 

斉藤歯科に通われる全ての患者さんが

笑顔で帰られますように

 

僕は毎日をそのような気持ちで過ごしています。